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Kanon第10話「丘の上の鎮魂歌~requiem~」 [Kanon]

 ついに真琴編クライマックスでありますよ。1回目リアルタイムで見たときはうるうる程度だったのですが、2・3回見るうちに泣いてました。原作ゲームをやったのが昔のことなので記憶が曖昧ですが、原作通りのラストでとても良かったです。

 祐一は天野と会うため秋子さんに真琴の相手をしてもらい外出することに。真琴はもう満足に話すことができず「あぅ~」しか言えません。

 学校の校門前で天野に声をかける祐一。

 真琴が言葉を喋れなくなり人間らしい感情が失われ、名雪や秋子さんにも心を許していないと天野に告げ、会ってやってくれと頼む祐一。

 第10話「丘の上の鎮魂歌~requiem~」

 真琴を天野に会わせるため連れてくる祐一。「はじめまして天野美汐といいます」と自己紹介するが、人見知りのためか祐一にくっついてしまう。そんな真琴に「お名前は?お名前があるでしょ」と問いかけ「おいで」とやさしく手を広げる。祐一も行けよと促し、ようやく天野の元へ。天野はやさしく抱きしめ頭を撫でてやります。こうすると落ち着くんです。経験者だけあって慣れています。

「お名前は?思い出してご覧なさい」と問いかける天野に真琴はま…こ…と、と自分の名前を言います。さらに祐一の名前も思い出します。天野よりこれは一時的なものですぐ忘れてしまうと告げられ、次熱を出したときがその時だと言われる。そして、この子が望んでいることがあるならどうか叶えてあげて下さいと…

 祐一は真琴に望んでいることを叶えることにします。

 水瀬家4人でファミレスで外食をして、

 真琴が撮りたがっていたプリクラを水瀬家一同で写って、

 冬の花火を楽しみます。

 真琴はその夜熱を出した。祐一は一晩中看病し、翌朝真琴が目を覚まします。そして恋はいつだって唐突だを読んで聞かせます。その時、以前真琴が「結婚したい」と言っていたのを思い出し「結婚しようか」と真琴に言う。

 そして2人で出かけることにします。掃除をしていた秋子さんが美味しい晩ご飯作って待ってるからねと真琴に伝えるがその反応からそれが最後の別れだと直感する。そして「いってらっしゃい」と見送る秋子さんにも涙が…

 家の外では天野美汐が待っていて、3人一緒に登校することに…これから学校に寄って丘に行こうと思うと天野に伝える祐一。それに対してあの子の産まれ故郷ですからとても良いことだと思いますと答える天野。学校に着くと天野に名雪を呼び出すよう伝言を頼み真琴と「またいつか遊びましょう、さようなら」と別れる。

 名雪が休み時間に来てくれて一緒に雪だるまを作って遊びます。

 そして別れ際、名雪が「真琴帰ったらまた遊ぼうね。私ね真琴とお話ししたいこと一杯あるんだよ」と告げ学校へ戻る。秋子さんも名雪も決して「さよなら」を言わないんですよ。なんて優しく温かい親子なんでしょうね。

 2人でものみの丘へと向かい、一緒に肉まんを食べる。そして日が暮れ始めた頃、ウエディングヴェールを真琴にかけて丘の上で2人だけの結婚式をあげます。「私、相沢祐一と沢渡真琴は病めるときも健やかなるときも、富めるときも貧しきときも、いつもそばにいることを誓います。これから先いつまでも…な、真琴」

そして祐一は思う
「これで真琴の願いは成就したと信じた。子供のようにはしゃいでみんなを困らせて真琴は幸せだったろうか。嫌いな俺なんかと一緒にいて真琴は幸せだったろうか。すべては報われただろうか。本当はみんなお前が好きだった。いつも喧嘩ばかりしていたけど俺もお前が大好きだった。それに気づいてくれていればお前は幸せなはずだった。でもお前はいつだって天の邪鬼だったからちょっと心配だよ俺は…」

「真琴、ずっと一緒にいような」と言った瞬間ヴェールが風で飛ばされ泣いてしまう真琴を今日から本当の家族なんだぞと慰める祐一。祐一の腕の中で交互に鈴を鳴らして遊びます。

 そして、真琴が鈴を鳴らさなくなった瞬間ついにその時を迎えます…別れの時を。真琴は鈴だけを残して消えてしまいます。

 真琴がいなくなったとき草原から雪景色に変わる。この草原は春が好きな真琴が作り出した奇跡だったということなのだろうか…?

祐一「真琴そんなところで何してんだ」
名雪「真琴私たちと一緒に撮ろうよ」
秋子「早くいらっしゃい真琴」
祐一「よし、真琴が真ん中だ」
名雪「じゃあ、撮るね。真琴もいい、いくよ~3・2・笑って~」
水瀬家一同で撮ったプリクラは真琴が存在していたことの確かな証と言えるでしょう。

「春が来て、ずっと春だったらいいのに…」

 後日、天野と会い話す祐一。冗談を言うまでに明るくなった美汐。同じ夢を見てそこから帰ってきた2人だからこそ明るく話せるということなんでしょう。

「もし、もし奇跡を起こせたら相沢さんなら何をお願いしますか?」
「そんなこと決まってるさ」

 冬の舞い降りる雪が春の桜の花びらに変わり、丘の上でピロが姿を現し、その横でうたた寝しているのは真琴であると信じたい。そう奇跡が起こったと…

 今回で真琴シナリオが完結。これが最終回でも良いくらいの出来でしたがまだまだ続きます。あと4人もヒロインが残っているのですから…。次回は舞&佐祐里さんとあゆ&名雪が活躍しそうですね。


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